NPO法人横浜ジェントルタウン倶楽部



◇◇◇ H18年度実施 バリアフリーマップ博覧会&フォーラムについて ◇◇◇


◆バリアフリーマップ博覧会とは?

H18年(10月)に開催した、バリアフリーマップ博覧会&フォーラムでは、全国自治体や企業で作成しているバリアフリーマップや、神奈川県ライトセンター、横浜市立盲学校などから貴重な資料をお借りし、展示しました。
バリアフリーマップの展示のほか、障害者の生活用具などを多数展示し、参加された方に使用体験していただきました。
フォーラムでは、触知図の可能性について議論を行いました。


写真1 2
バリアフリーマップ博覧会場とフォーラムの写真

◆各種バリアフリーマップの展示

バリアフリーマップには、触ってわかる地図(触知図)とそうでないものがありますが、
展示したバリアフリーマップは、触知図27点、触知図以外のものが77点と、合計100点以上を展示しました。
また、触知図の中にも、印刷技法によって、次の3種類に大きくわけて展示をしました。
①UV印刷
紫外線印刷(UV)を照射することで硬化乾燥するインキを使用して行う印刷をUV印刷といいます。
この技法は専用紙を必要とせず、透明な樹脂を用いるので視覚障害者と晴眼者の共用を目的とした場合に有効です。
②サーモフォーム
触感や形の異なる素材を用いて原紙を作成し、その上に専用紙をかぶせて、加熱・真空処理を行う手法です。
高さや触感の表現方法が最もすぐれており、比較的多くの情報量を盛り込むことができます。
③立体コピー
ペンやパソコンを使って図形や文字が描かれた原稿を、コピー機で専用紙に印刷し、それを立体コピー機で感熱処理することで、描いた部分を浮き上がらせる手法です。
作成は容易ですが、用紙が高額で、大量印刷には適していません。
④エンボス
点字のように、点字用紙に展で凹凸をつけて表示する方法です。
盲学校をはじめ、多くの場で使用されています。
3種類ぐらいの大きさを使い分けて地図を描きますが、表現力にやや欠ける面があります。


写真1
サーモフォーム触知図の写真

写真1
立体コピー触知図の写真

◆バリアフリーマップ以外の展示

下記の展示を行いました。
○触知図作成のためのガイドライン(協力:ピアサポート株式会社)
 触知図作成のためのノウハウを書いたパネルを掲示


写真1 2
触知図作成のためのガイドラインのパネルの写真

○視覚障害者のための生活用品など(協力:神奈川県ライトセンター)
 白杖、点字本、絵本、時計、オセロなど


写真1
神奈川県ライトセンターからの展示物の写真

○視覚障害者のための図書・地図など(協力:横浜盲学校)
 世界地図、日本地図、布絵本、国旗の本、声の出る地図など


写真1
横浜盲学校からの展示物の写真

写真1
布絵本の写真

○てくてくラジオ(協力:株式会社 計画技術研究所)
 携帯用のラジオを持って、発信機のそばに行くと音声による情報が得られる


写真1
てくてくラジオの写真

○スピーチオ(協力:廣済堂スピーチオ販売株式会社)
 触る地図 横浜バリアフリーマップにも印刷されているSPコードを読み取る装置
 SPコードとは、18ミリ角の二次元シンボルで、約800文字の情報を記録できます。


写真1 2
スピーチオとSPコードの写真

○パソコンコーナー(協力:NPO法人アニミ)
 パソコンでテキストを音声に変えて聞くシステムの紹介など
○競技用車いす(協力:○×神奈川)
 車いすバスケ用とマラソン用を展示
○車いす神輿の写真
○トリノパラリンピックの写真


写真1
競技用車いすの写真

▲本文の先頭へ
▲このページの先頭へ
△触る地図へ戻る
△イベント情報 フォーラムなどへ戻る
△イベント情報のメニューに戻る



イベント情報メニュー開始
イベント概要・新着情報
まち歩き
アート展覧会
車いす神輿
車いすダンス
ぬくもりビンゴラリー
フォーラムなど



バリアフリーマップ博覧会での展示パネルPDFはこちら
バリアフリーマップ博覧会での
展示パネルPDFは、こちら

      

▲本文の先頭へ
▲このページの先頭へ
△触る地図へ戻る
△イベント情報 フォーラムなどへ戻る
△イベント情報のメニューに戻る
△ホームに戻る

Copyright(C) 2010 NPO法人 横濱ジェントルタウン倶楽部 All rights reserved.