NPO法人横浜ジェントルタウン倶楽部



◇◇◇ 触る地図 ◇◇◇


◆触る地図とは?

触る地図とは、視覚障害者が触ってわかる地図(触知図)のことです。
では、触る地図とはどんなものでしょうね?
手にとって地図の上を触ると、ボコボコしています。
これは、カラー印刷の地図の上に透明な樹脂を使用したり、特殊な立体印刷をする等の方法で、
地図上の道路や通路を凸(突型)に浮き出したり、目印となる場所に点字をつけたりしています。

また、当倶楽部が作成する触る地図は、カラー印刷なので、
視覚障害者だけでなく、車椅子使用者、健常者にも便利な情報が記載されており、
障害の有無を問わず、多くの人が共にこの地図を見ながら、街に出かけることができる「共用マップ」としているところが大きな特徴です。
ですから、視覚障害者もこの地図を手にとって、晴眼者とコミュニケーションしながら使うことで、街の空間をより良く把握し、楽しく街にでかけられるようになります。

これまでに、関内触知図とガイドブック触る地図横浜バリアフリーマップ横浜駅さわる地図バリアフリーマップやズーラシア触知図東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルビル手で見るフロアマップと点字ガイドブックなどを作成しています。
また触る地図の活用として、まち歩きやバリアフリーマップ博覧会などを行ってきました。

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触る地図横浜バリアフリーマップの写真
◆初代触地図とガイドブック

初代触知図は平成14年3月に作成した関内触知図です。
関内地区の魅力スポットやバリアフリー情報などを掲載したマップで、地域内の飲食店や観光スポット情報を掲載した関内ガイドブック(平成15年3月作成)とペアで、携帯に便利な大きさです。
関内触知図は、平成16年9月に第4回街歩きマップコンテストで国土交通大臣省を受賞しました。

写真1 2
初代 関内触地図とガイドブックの写真
◆様々な触る地図の作成

初代 関内触地図を作成した後も、触知図の作成を続けています。
触る地図横浜バリアフリーマップ(平成18年3月作成)は、初代触知図の使い勝手を検証し、より使いやすいデザインとしました。

写真1
触る地図横浜バリアフリーマップの写真

そのほか、横浜駅さわる地図バリアフリーマップ(平成20年3月作成)、ズーラシア触知図(平成19年度作成)や、障害の有無に関係なく多くの方に手に取っていただけるよう、増刷するため地図の凸凹を削除した、簡易版の横浜駅バリアフリーマップ(平成21年4月作成)などを作成しました。

写真1
横浜駅さわる地図バリアフリーマップの写真
写真1
ズーラシア触知図の写真

平成22年10月、羽田空港に新たにできた東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルビルのオープンにあわせて、手で見るフロアマップ点字ガイドブックを作成しました。手で見るフロアマップは3階の出発ロビーと2階の到着ロビーのマップを中心に構成しています。点字ガイドブックは、施設の概要やサービスの内容を点字と墨字を重ねて紹介しているほか、1階、4階、5階のフロアマップも掲載しています。

    写真1 写真2
東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルビル 手で見るフロアマップの写真
写真3
東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルビル 点字ガイドブックの写真
             
◆触る地図の活用

当倶楽部では、触る地図を作成するだけでなく、それを活用して、様々なイベントを行ってきました。

①触る地図でまち歩き
横浜シティガイド協会の協力を得てマップ内の観光スポットを巡り、横浜の魅力スポットの発掘を行いました。まち歩きについての詳細は、こちら をご覧ください。

②バリアフリーマップ博覧会&フォーラム
全国のバリアフリーマップ、触知図、視覚障害者の生活用品の展示や、触知図の可能性についての議論を行いました。
バリアフリーマップ博覧会についての詳細は、こちら をご覧ください。

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