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“横浜ランドマークタワー”は、文字通り街のシンボルであり目印ともなっているビルである。造船会社(横浜船渠、後の三菱重工業)の跡地を再開発した「みなとみらい21地区」に平成5年竣工した。基本構想及びデザインコンサルタントは、米国建築界の巨匠ヒュー・スタビンス氏及びザ・スタビンス・アソシエイツ。タワー棟は、高さ295.8mで日本一の高さを誇り、「横浜ロイヤルパークホテル」、オフィス、各種クリニックなどが入る。69階の展望フロア「スカイガーデン」へは、日本最高速のエレベーターにより約40秒で到着、そこからは360度のパノラマが楽しめる。隣接するプラザ棟は、中央に広い吹き抜けを持ち、1階には多彩なイベントが行われるガーデンスクエア、5階にはランドマークホール、その他数々のショップ・レストランが入っている。
JR桜木町駅及びMM線みなとみらい駅からのアクセスは良好。車椅子用エレベーター及び各階に車椅子用化粧室が完備されている。ただし、点字ブロックや点字ガイドが見当たらないので目の不自由な方にとってはちょっと戸惑われるビルかもしれないのが残念である。(岡部)
- お話しを伺った人:
- 紹介者:NPO法人 横浜シティガイド協会