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みなとみらいホールは1998年にオープンした。正面入口は、国際大通り側にあるが、クイーンモール側からも入場できる。地下鉄みなとみらい駅からエレベーターで一気にクイーンモールに出られる。そこから徒歩3分、雨に濡れずに行ける。入口までスロープがあって、車椅子やベビーカーに配慮されている。ホールに入ると壁面いっぱいに、田村迫「子作の壁画「季の風奏」が広がる。そのエキゾチックな作風は演奏会の前奏曲のようだ。6階の小ホールは440席で、4席が車椅子用。大ホールは2020席。市内最大規模である。音響効果も抜群に良い。車椅子席は1階に4席、2階に10席用意されている。
2階席3階席は、囲み型シューボックス型で、大きなホールでも舞台が近く感じられる。舞台中央にアメリカ、フィクス社製のパイプオルガンが設置してある。このホールに合わせて特注されたものだ。パイプ本数4623本。ストップ数62。明るい音色にふさわしく『光』を意味するルーシーという愛称を持つ。ホンジュラス、マホガ二?製のケースには、かもめが彫刻されている。ここで毎月1回オルガン1ドルコンサートが催されている。市民に親しまれ続けてすでに100回を越えた。(高森)
- お話しを伺った人:
- 紹介者:NPO法人 横浜シティガイド協会