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JR 桜木町駅に降りると目の前にMM21地区の近代的なビルが立ち並んでいる。そちらとは逆の、大岡川と海の間に緑豊かな散策路(汽車道)を歩く。都会の喧騒を忘れ、往時を偲びながらのどかな気分に浸ることができる。やがて、落ち着いた茶系統のトーンに統一された新港埠頭の町並みが現れてくる。PでW字を描いたシンボルマークのあるビルが『ワールドポーターズ』だ。『世界=WORLD』を象徴化し、『大洋』『海』『水』『港』『豊かな緑』を浮キ色で「P」を配置している。ワールドポーターズは、平成11(1999)年に横浜市の第3セクターとして、国際物流、情報、交流の新拠点としてオープン。外国製品を媒体に、横浜の国際化、活性化を目的として建設されただけに、どのフロアーにも海外からの品揃えが豊富で、厳選された一流のお店が並んでいる。買い物やシネマで楽しい時間を過ごしたあとは、世界各国のレストランも用意されている。ビル全体が人に優しい「ハートビル法」に準拠して整備されている。客用エレベーターはすべて車椅子利用者対応であり、トイレも案内も高齢者や身体の不自由なお客様に利用できるようさまざまな配慮がなされている。(飯倉)
- お話しを伺った人:
- 紹介者:NPO法人 横浜シティガイド協会